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尾関高のFXダイアリー

ストリーミング注文

 最近使用される注文タイプはほとんどこれになっている。デイトレーダーならまずもってこれ。決済するための順指値、逆指値ぐらいは使われるがいまやこれらは全体の10%程度だろう。ということで、ちょっとその辺をまとめてみた。



注:FOK - Fill Or Kill / IOC - Immediate Or Cancel


■ストリーミング注文という用語


 和製英語である。すくなくとも私は米国でStreaming Orderという言葉を聞いたことはない。個人的にだが、頭の中をリセットして”Streaming Order”という言葉を聞くと、そこから連想するのは、“次から次へとやってくる注文”である。Streaming Rate/PriceとかStreaming Dataという用語はよく聞く。どちらも、“次から次へと流れるようにやってくる何か”である。正確に英語で伝える場合、Market Order by FOKというのが一番無難な表現だろうと思う。

米国の例としてX社は 成行き(Market order)タイプの下でFOK/IOCを選ぶ。これにより、クリックしたレートのみで一発トライという日本で使われるストリーミング注文と同じになる。X社はすでに設定したマークアップ以上は取らないモデルに変わっているので、EEモデルによりカバー先でついたレートにその分を乗せたレートで約定する。その時の条件が注文条件の範囲内であれば成立するし、合わなければ不成立となる。結果ポジスリ、ネガスリのどちらも発生する可能性がある。NFAといろいろあったものの、今はきわめてクリアで公正なシンメトリカルスリッページロジックで動いている。



続々と新語が生まれるので頭の整理が大変である。


プロフィール

尾関高

Takashi Ozeki

1986年名古屋大学経済学部卒業。1988年サンダーバード経営大学院(アリゾナ州、米国)卒業。主に日短エクスコにて約9年間、インターバンクの通貨オプションブローカーを経験し、1998年からひまわり証券(旧ダイワフューチャーズ)にて日本で最初に外国為替証拠金取引をシステム開発から立ち上げ、さらに、2006年5月に、これも日本で最初にCFDを開始した。
その後米国FX業者でのニューヨーク駐在や、帰国後日本のシステム会社勤務等をへて、現在は、日本の金融システム会社勤務。そのかたわら、本業のみならず、FXや新たな金融市場にかかわるさまざまな分野においても積極的に意見具申中。
拙著に、「マージンFX」(同友館、2001年2月)と「入門外国為替証拠金取引~取引の仕組みからトラブル防止まで~」(同友館、2004年6月)、また訳書「CFD完全ガイド」(同友館、2010年2月、著者:デイビッドノーマン)がある。

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