外国為替取引ニュースサイト

  1. トップページ

[東証] 2013年度大納会 安倍首相&陸上競技選手 佐藤真海さん

安倍首相&陸上競技選手 佐藤真海さん

安倍首相&陸上競技選手 佐藤真海さん


東京証券取引所は2013年12月30日、最後の取引となる大納会を迎え、記念式典を開催。本年の大納会は、陸上競技アスリートとしてロンドンオリンピック・パラリンピックまで3大会連続して出場し、先の東京オリンピック・パラリンピック招致委員会プレゼンテーターとしても活躍された佐藤真海さんをゲスト招待、また歴代首相として初めて安倍首相が特別ゲストとして出席しました。

▼東京証券取引所:2013年大納会・2014年大発会
▼【facebook】2013年東証大納会(2013/12/30)フォトギャラリー


日本取引所グループ(JPX)斉藤惇・最高経営責任者(CEO)による挨拶

日本取引所グループ(JPX)斉藤惇・最高経営責任者(CEO)による挨拶


会場には証券関係者及び抽選で選ばれた一般参加者80名の約150名に加え、多くの報道関係者が、また本年上場企業の代表者も出席、そして2階回廊にもぎっしり人が詰めかけました。また2013年の日経平均の上昇率は56.7%と年間の上昇率では1972年(91.9%)以来、41年ぶりの上昇率となった。


安倍首相による挨拶

安倍首相による挨拶


特別ゲストとして直前に登壇が決定した安倍首相は「今日は株が下がったら嫌だなと思っていたが、年初来最高値となり、これこそ、この取引所の“おもてなし”ではないか。売買代金は(前年の)倍になり、まさに“倍返し”。来年、皆さん“うま”くいきます。来年もアベノミクスは買いです!」とあいさつ。首相が大納会に出席したのは初めてのこと。


陸上競技選手 佐藤真海さんによる挨拶

陸上競技選手 佐藤真海さんによる挨拶


佐藤真海さんによる打鐘

佐藤真海さんによる打鐘


JPX斉藤CEO、安倍首相、佐藤真海さんによる挨拶のあと打鐘5回、最後に3本締めの恒例のセレモニー。


東京証券取引所・常務取締役 土本氏による手締

東京証券取引所・常務取締役 土本氏による手締


カメラ越しの2013年最後の各マーケット数値

カメラ越しの2013年最後の各マーケット数値




Video streaming by Ustream


(2013年12月30日 東京証券取引所にて/FOREX PRESS)


年末の調整売買一巡!年初の乱高下に注意?

米経済回復期待が強まる中、米10年債利回りが節目である3%台を達成したことを受けて、日米金利差拡大を背景に年末のドル買い需要が強まるとともに、ドル円は105円台を維持して引けている。ただ、105円台では投機筋の円ショートの膨らみや実需のポジション調整売りが散見されるなど、ドル円105円台が定着するかは未だに懐疑的ではある。

一方、年末で市場参加者も少ない中、ユーロの短期金利には変化がなかったものの、ユーロドルは一時需給の逼迫要因や投機筋の仕掛けも加わり、一時1.38台後半まで急伸、その後は利益確定を含めたポジション調整売りを浴びる格好で1.37台半ば前後まで急落するなど、市場参加者が荒っぽい値動きに翻弄されている。相対的には、今後も不安定極まりない展開が予想されるが、米金利の更なる上昇は米財政難や住宅情勢の悪化、そして、株価への影響なども踏まえれば、一方的なドル上昇にも限界が垣間見られている。

他方、ドル円の上昇により、ユーロ円も年初来高値を更新しており、円安に助けられたユーロドル買いの側面があり、過度なユーロ高期待は自重局面にあると言わざるを得ない。いずれにしても、先週末の乱高下で年末の調整売買は一巡した可能性は高く、直近のレンジ幅で逆張り待機が得策であるが、統計的には本邦の休場日である年始の2日及び3日にかけて、相場が大きく動く可能性が高いだけに、当面、通常よりはレンジ幅を拡大しながら、少な目の売買で対応することが賢明であろう。