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豪ドルドル1時間足:大局観とトレード戦略


豪ドルドル相場の1時間足分析です。

添付チャートは、豪ドルドルの1時間足をスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

以下、午前7時20分頃時点での動きについて、スーパーボリンジャー部分、スパンモデルの部分に分けて、それぞれ解説します。

<スーパーボリンジャー>

現在、緩やかな上昇トレンド局面にあります。

終値とセンターラインとの位置関係を注視したい場面です。

すなわち、終値がセンターラインを上回るかぎり緩やかな上昇トレンド局面継続となる一方、終値が同ラインを下回ると-2σラインを目指す本格的な調整反落局面入りすると判断します。

尚、緩やかな上昇トレンドの特徴は、基本的に、センターラインと+2σラインの間を往来しながらゆっくりと上昇するところです。したがって、センターラインに接近する場面は、一旦は押し目買い戦略が有効となります。


<スパンモデル>

まず、背景色が、薄赤色であることから、赤色スパンが陰転中です。すなわち、長期的には、下落基調であり、売り優勢を示しています。

尚、赤色スパン陰転時の猶予期間中につけた安値ラインが下値サポートとなって上昇しており、逆行パターンの買いサイン点灯中となる中、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットである+2σラインには何度も到達済みです。

また、青色四角枠が出現しており、買いシグナルが点灯中ですが、買いシグナル点灯時の猶予期間中につけた高値ライン(現在、上値レジスタンス)を下回って推移しており、現時点では、逆行パターンの売りサイン点灯中です。

今後、猶予期間中に付けた高値ラインを終値ベースで上回る場合、順行パターンの買いサインに変化します。



★尚、スーパーボリンジャーは、価格的要素を重視し、より短期の判断、スパンモデルは、時間的要素を重視し、より長期の判断となります。また、スパンモデルシグナルは、より短期の判断、赤色スパンは、より長期の判断となります。


プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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