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年明けの波乱相場に注意?

本日で今年のブログは最終日となります。
激動の一年で難しい相場の連続でしたが、皆様のご健闘とご健康をお祈りしております。良いお年をお迎えください。

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●今週のペットでも判る簡単チャート
(事前予測実施中)
作成年月日2008年12月28日(日)
世界同時不況の中、度末年始に向けて、例年以上にポジション解消が優先されており、未だにリスク回避の動きは根強い状況である。相対的にはドルとポンドが他の通貨に弱含んでいるが、反面、金利差の関係も手伝い、リスク回避通貨であるスイスフランとユーロが堅調さを保っている。
オセアニア通貨裁定取引においては、依然として、様子見状態にあり、次の展開を待ってからの始動が賢明であろう。欧州3大通貨は先週と同様にポンドの弱さが強調されているが、対ドルに対しても弱含みを見せており、ポンド全面安が市場のかく乱要因ともなっている。ドルとポンドの反発が視野に入るだけに、もう一段の下げがあれば、少なめからの押し目買いに妙味が生じている。
HP新外為の森:http://www.justmystage.com/home/kentish/
ペットチャート

▲ドル円 ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)平均乖離幅0.000 現状乖離幅 −0.0853→−0.0726⇒ドル円90.75円A)1÷ユーロドル1.4039=0.7123(B)100÷ユーロ円124.30=0.7849(A−B=−0.0853)
先週の買いシグナル89.30円から若干ながら上昇気配を見せており、90円割れからは引き続き強めの買いシグナルが点灯している。今週は90円台に乗せているが、依然として買いシグナル90.75が点灯している。尚、週足チャートでは強い買いシグナルゾーンにあり、押し目買いに妙味が生じている。
(売りターゲット95.00〜97.00)

▲ユーロドル(ユーロ円−ドル円)
平均乖離幅40円 現状乖離幅 35.00→36.65円
先週の弱め売りシグナル1.3904から週末には1.41前後では強い売りシグナルに転じていたが、今週は通常の売りシグナル1.4039が点灯している。尚、週足チャートにおいても売りシグナルが点灯しているが、流れからは1.41台からの売りに妙味が生じている。(買いターゲット1.3300〜1.3400)

▲豪ドル(ドル円−豪ドル円)
平均乖離幅20円 現状乖離幅 28.50→28.60円
先週の弱い売りシグナル0.6809から変わらず、今週も様子見レベルの弱い売りシグナル0.6848が点灯している。目安としては0.7000前後からの売りに妙味が生じている。
(買いターゲット0.6300〜0.6400)

▲NZドル(ドル円−NZD円)
平均乖離幅35円 現状乖離幅 37.90→38.35円
先々週の買いシグナル0.5342から、先週は0.5453でポジション解消が発生したが、今週は弱めの売りシグナル0.5756が点灯している。(買いターゲット0.5400〜0.5500)

▲カナダドル(ドル円−カナダ円)
平均乖離幅13円 現状乖離幅 18.15→16.55円
先週の弱い買いシグナル1.2191から上昇を見せたが、今週は早くも様子見シグナル1.2230が点灯している。(売りシグナル1.2500〜1.2600)

▲ポンド(ポンド円−ドル円)
平均乖離幅70円 現状乖離幅 43.95→41.80円
先々週と先週は1.49台で様子見が継続していたが、今週は買いシグナル1.4606が点灯している。尚、週足チャートでは先週の様子見から弱い買いシグナルが点灯しているが、目安としては1.4500割れからの押し目買いに妙味が生じている。(売りターゲット1.4850〜1.4950)

▲ドルスイス(ドル円−スイス円)
平均乖離幅10円 現状乖離幅 8.35→5.95円
先々週の様子見1.1764から、先週は通常の買いシグナル1.1032が点灯していたが、今週は一気に強い買いシグナル1.0702が点灯している。(売りシグナル1.1350〜1.1450)

▲オセアニア通貨裁定取引 
平均乖離幅15円 現状乖離幅 9.40→9.75円
先週は様子見レベル9.40円が点灯していたが、今週も同レベルの様子見9.75円が点灯している。尚、週足チャートでも売買シグナルは点灯していない。過去数カ月の週間ごとの推移は以下の通り。
18.15→20.50→21.20→22.35→23.05→21.70→20.30→17.70→17.30→17.15→15.80→16.75→16.70→15.45→11.65→4.95→7.95→6.00→8.05→8.25→9.15→9.20→10.05→10.45→10.65→9.40→9.75円

▲単純加算方式 ユーロ円+ドル円 
(目安*220円以下は円高⇔250円以上は円安)
2006年度平均260円、2007年度上半期平均280円、下半期278円。
2008度四半期の平均は263.04→266.95→269.80の円安局面。
10月平均は229円。11月平均は220円へと円高傾向に傾斜。
12月第1週は210.90円と直近の円高最高値213円を更新。第2週は212.90円、先週は213.60円、そして、今週は127.40+90.75=218.15円と円安に傾斜しているが、12月平均は213.89円の円高局面へ。

★欧州3大通貨(ポンド弱し)
▲ユーロポンド ユーロ円―ポンド円
平均乖離30円 現状乖離幅 8.95→5.15円
ユーロの堅調さとポンドの急落ぶりが如実に現れている。先週の売りシグナル0.9328に続いて、今週は強い売りシグナル0.9611が点灯している。(買いターゲット0.8500〜0.8600)

▲ユーロスイス ユーロ円―スイス円
平均乖離50円 現状乖離幅 43.35→42.60円
先々週の強めの売りシグナル1.5743から下げ足を速めていたが、先週の売りシグナル1.5355を最後に今週はポジション解消買い共に様子見1.5024に転じている。(様子見)

▲ポンドスイス ポンド円―スイス円
均乖離80円  現状乖離幅 52.30→47.75円
先々週の様子見1.7597から下げ足を速めている。先週の通常の買いシグナル1.6461から、今週は強めの買いシグナル1.5631が点灯している。(売りターゲット1.7500〜1.7650)

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★本ペットチャートは常に3〜5段階の少な目の分散投資戦略をお勧めしています。最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なって下さい。
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