[日本取引所グループ] 2022年大発会:日本株は反発スタート
日本取引所グループ(JPX)は東京証券取引所で新年恒例の「大発会」を開催(2022年1月4日)。コロナ禍の開催となる本年の式典は人数を絞った証券業界の関係者のみ出席。鈴木俊一財務大臣兼金融担当大臣、そして証券会社代表者が鐘を打ち鳴らし、最後に3本締めの恒例のセレモニーを行いました。
日本取引所グループの清田瞭CEOからは「本年はいよいよ4月4日より新しい市場区分がスタートいたします。現在の4つの市場区分を、コンセプトを明確にした上で新しい3つの市場区分であるプライム、スタンダード、グロースに再編します。今年の干支は寅、相場の格言では『千里を走る』と言われ勢いのある縁起の良い年になることを期待する」とあいさつしました。
続いて鈴木俊一財務大臣兼金融担当大臣からは「岸田政権が目指す新しい資本主義の実現には資本市場が欠かすことができません。国民や世界から広く資金を集め、企業の成長や事業の再生を推進させる資本市場の役割はますます重要になっています。」と述べました。
五穀豊穣にちなんで5回の打鐘が行われ、最後に東京証券取引所 執行役員 川井洋毅氏の発声による3本締めの恒例セレモニー。
令和4年最初の取引となる「大発会」での日経平均株価寄り付きは、前年末比306円70銭高の2万9098円41銭と大幅に反発してスタートしました。
(2022年1月4日 東京証券取引所にて/FOREX PRESS)