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ドル円1時間足:大局観とトレード戦略


ドル円相場の1時間足分析です。

添付チャートは、ドル円の1時間足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。

以下、午前7時15分頃現在での動きについての判断です。

現在、調整反騰局面入りする可能性が高まっていると判断します。

つまり、本格下落トレンド局面が続いた後、終値が-1σラインを上回ってきており、調整反騰局面入りの兆候が見られます。

トレード戦略としては、短期的に一旦は買いを優先させたい局面です。

そして、センターラインは最初の戻りの目途となりますが、終値がセンターラインを上回ると、+2σラインを目指す本格的な調整反騰局面に入ります。

一方、今後、終値がセンターラインをブレイクしないと、緩やかな下落トレンド局面に入る可能性が高まります。

尚、遅行スパンが陽転しないかぎり、センターラインから+2σラインにかけての価格帯は、一旦は戻り売りゾーンと読みます。

また、終値が-2σラインを下回るまでは、-1σラインから-2σラインのゾーンは一旦は押し目買いチャンスと判断します。


プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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