ポンド円4時間足:大局観とトレード戦略
ポンド円相場の4時間足分析です。
添付チャートは、ポンド円の4時間足をスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。
以下、午前7時20分頃現在での動きについて、スーパーボリンジャー部分、スパンモデルの部分に分けて、それぞれ解説します。
<スーパーボリンジャー>
現在は、遅行スパンがローソク足に絡んでいることや、センターラインや各σラインの向きがほぼフラット方向であることから、往来相場であり、レンジ局面の中にあると判断します。
トレード戦略は、レンジ局面としては、目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗るか、となります。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけての価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目買いゾーンとなります。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて
引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言います)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々です。
特に、初動における分かりやすい判断基準として、終値が+-2σラインの外側にて引ける時点でトレンド相場入りと確認すると分かりやすいです。
<スパンモデル>
まず、背景色が、薄青色であることから、赤色スパンが陽転中です。すなわち、長期的には、上昇基調であり、買い優勢を示しています。
そして、直近にて、青色四角枠が出現しており、買いシグナルが点灯中ですが、四角枠内の猶予期間中の終値の位置から判断して、逆行パターンの売りサインが点灯中です。
尚、少し前に、赤色四角枠が出現、つまり、売りシグナルが点灯しましたが、売りシグナル点灯時の猶予期間中につけた終値の位置から判断して、逆行パターンの買いサインが点灯し、実際に、その後、上昇したことが見てとれます。
このように、レンジ局面にある時は、スパンモデルシグナルの逆行パターンの売買サインを効果的に使うことが出来ます。
★尚、スーパーボリンジャーは、価格的要素を重視し、より短期の判断、スパンモデルは、時間的要素を重視し、より長期の判断となります。また、スパンモデルシグナルは、より短期の判断、赤色スパンは、より長期の判断となります。