日経225日足:大局観とトレード戦略
■日経225の日足分析です。
添付チャートは、日経225(CFD)の日足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。
以下、午前7時20分頃近辺での動きについて解説します。
目先、調整反落局面にあります。
すなわち、終値が+1σラインを下回って以降、-2σラインを目指す調整の反落局面入りしていると判断します。
尚、センターラインが最初の「押しの目途」となりますが、終値がセンターラインを下回らない場合、センターラインを下値サポートとする緩やかな上昇トレンド局面に入る可能性が高まります。
一方、終値がセンターラインを下回ると、調整反落の最終ターゲットである-2σライン目指す、本格的な調整反落局面に入ります。
トレード戦略としては、目先、売り戦略が有効な場面ではありますが、今後、遅行スパンが陰転しないかぎり、-1σラインから-2σラインのゾーンは、一旦は押し目買いチャンスとも読みます。
つまり、現在陽転中の遅行スパンがローソク足に接近、接触するタイミングは、一旦は底堅くなりやすく、ローソク足に沿って反転上昇しやすい場面と考えます。
一方、今後、遅行スパンが陰転し、終値が-2σラインを下回り、バンド幅が拡大傾向に転じる場合は、本格下落トレンド局面入りする点には注意しておきたいところです。