ドル円4時間足:大局観とトレード戦略
ドル円相場の4時間足分析です。
添付チャートは、ドル円の4時間足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。
以下、午前7時30分頃現在での動きについて解説します。
まず、昨日の動きは、調整反落局面の最終ターゲットである-2σラインに接近した後、反発する動きとなっています。
そして、現在は、遅行スパンが陰転しつつもローソク足に絡んでいることや、センターラインや各σラインの向きがほぼフラット方向であることから、レンジ局面の中にあると判断します。
トレード戦略は、レンジ局面としては、目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗るか、となります。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけての価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目買いゾーンとなります。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言います)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々です。
特に、初動における分かりやすい判断基準として、終値が+-2σラインの外側にて引ける時点でトレンド相場入りと確認すると分かりやすいです。