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ドル円4時間足:大局観とトレード戦略


■ドル円4時間足分析です。

添付チャートは、ドル円の4時間足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。

以下、午前7時30分頃近辺での動きについて解説します。

目先、本格的な調整反落局面にあります。

すなわち、終値がセンターラインを下回っており、-2σラインを目指す本格的な調整の反落局面入りしていると判断します。

トレード戦略としては、目先、売り戦略が有効な場面ではありますが、今後、遅行スパンが陰転しないかぎり、-1σラインから-2σラインのゾーンは、一旦は押し目買いチャンスとも読みます。

つまり、現在陽転中の遅行スパンがローソク足に接近、接触するタイミングは、一旦は底堅くなりやすく、ローソク足に沿って反転上昇しやすい場面と考えます。

一方、今後、遅行スパンが陰転し、終値が-2σラインを下回り、バンド幅が拡大傾向に転じる場合は、本格下落トレンド局面入りする点には注意しておきたいところです。


プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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