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日経225、4時間足:大局観とトレード戦略


昨日に続いて、日経225相場の4時間足分析です。

添付チャートは、日経225(CFD)の4時間足をスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

以下、午前7時10分頃近辺での動きについて、スーパーボリンジャー部分、スパンモデルの部分に分けて、それぞれ解説します。

<スーパーボリンジャー>

まず、スーパーボリンジャー部分ですが、目先、本格的な調整の反騰局面と判断します。

すなわち、現時点で、引き続き、短期的に上昇バイアスの局面にあります。

判断根拠は、
1)遅行スパンが陰転中であり、下落基調であること、
2)終値が-1σライン、さらには、センターラインの上方で引けたこと、
3)バンド幅の拡大傾向が止まり、目先は縮小傾向であること、
等々です。

調整反落局面のターゲットは、順に、+1σライン、そして、最終は、+2σラインとなります。

尚、遅行スパンがローソク足に接近、接触するタイミングは、上値重くなりやすく、一旦は戻り売りのチャンスとなります。

また、価格帯としても、+1σラインから+2σラインは、一旦は戻り売りゾーンとなります。


<スパンモデル>

まず、背景色は薄赤色であり、赤色スパンが陰転していること、つまり、長期的には、売り優勢と判断できます。

また、赤色四角枠が出現しており、売りシグナルが点灯中です。

ただし、赤色スパン陽転時の猶予期間中につけた安値ラインや、売りシグナル点灯時の猶予期間中につけた安値ラインを上回って推移しており、現時点では、引き続き、逆行パターンの買いサイン点灯中です。

また、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットは+2σラインです。



★スーパーボリンジャーは、価格的要素を重視し、より短期の判断、スパンモデルは、時間的要素を重視し、より長期の判断となります。また、スパンモデルシグナルは、より短期の判断、赤色スパンは、より長期の判断となります。


プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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