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ドル円1時間足:スパンオートシグナルによるトレンド判断


添付チャートは、ドル円の1時間足をスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

尚、チャートは、スーパーボリンジャー、スパンモデルの全てのラインを表示した、フルバージョンのスパンオートシグナルです。

以下、直近の動きについての解説です。

<スーパーボリンジャー>

まず、スーパーボリンジャー部分ですが、目先、調整の反騰局面、もしくは、緩やかな下落トレンドと判断します。

判断根拠は、
1)遅行スパンが陰転中であること、
2)終値が一旦は−1σラインの上方で引けたこと、
3)バンド幅が縮小傾向であること、
等々です。

尚、終値がセンターラインに抑えられ続ける場合は、調整の反騰局面のシナリオは消滅し、緩やかな下落トレンドと判断しますが、現時点
では、両方のシナリオが併存している格好です。

<スパンモデル>

続いて、スパンモデル部分ですが、まず、背景色が、薄青色であることから、赤色スパンが陽転していることが見てとれます。

すなわち、長期上昇トレンドの中にあります。

また、赤色四角枠が出現しており、スパンモデルの売りシグナルが点灯中ですが、終値が猶予期間中の安値水準の上方を推移しており、逆行パターンの買いサインが点灯しています。

目先、売りシグナル点灯時の安値水準(107.35円近辺)がサポートとなりますが、この水準は、現時点で過去ローソク足52本中の安値水準
でもあることから、重要な下値ポイントとなります。

加えて、同水準は、現時点で、−2σラインとも近く、それだけにより重要なサポートとなっています。

すなわち、同水準を終値ベースで下回ってくると、本格下落トレンド入りする可能性が高まる点には注意しておきたい場面です。

★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。

★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。スパンオートシグナルのご紹介、および、ご購入用ページはこちらです。http://www.xfine.info/sauto/

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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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