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ドル円1時間足スーパーボリンジャーと30分足スパンオートシグナル


■ドル円1時間足と30分足

ドル円相場の、2つのチャートを添付しました。

上方は、1時間足スーパーボリンジャー、
下方は、30分足スパンオートシグナルです。
(https://www.xfine.info/sauto/ )

それぞれ、簡単に解説します。

<1時間足スーパーボリンジャー>

ご覧の通り、遅行スパンの同期性が顕著に現れています。

遅行スパンの同期性とは、遅行スパンの上げ下げのリズムと、ローソク足の上げ下げのリズムが合致したり、似ることです。

ローソク足が高値や安値を付けるタイミングを遅行スパンが通貨するときに、遅行スパンが同様に高値や安値を付けていることが見てとれます。

尚、上げ下げを繰り返していることで、ドル円相場は、1時間足の世界では、概ねレンジ相場の地合いにあると読み取れます。

<30分足スパンオートシグナル>(https://www.xfine.info/sauto/ )

先ほど見た1時間足にて、ドル円相場はレンジ相場の地合いにあると判断できましたが、1つ下位の時間軸である30分足に変更して、スパンオートシグナルで表示させたチャートを見ると、スパンモデルシグナルの逆行パターンが頻発していることが確認できます。

基本的に、相場がレンジ、往来相場の地合いにある時は、スパンモデルシグナルや赤色スパンの逆行パターンが生じやすくなります。

要するに、高値圏の売りや安値圏の買いが簡単に行いやすくなります。



プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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