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ドル円日足:スパンオートシグナルによるトレンド判断


昨日のレポートの続きです。

添付チャートは、ドル円日足スパンモデルスペシャルをスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

尚、チャートは、スーパーボリンジャー、スパンモデルの全てのラインを表示した、フルバージョンのスパンモデルスペシャルです。

以下、2つの四角枠(AとB)の動きに注目して、幾つかの注目すべきポイントについて簡単に解説します。

<四角枠A>

遅行スパン、特に、先行する遅行スパン(パラメーターが21、濃い紫色ライン)の位置に注目してください。

この21遅行スパンは、高値を付けたローソク足を通過してきています。

そして、ローソク足は下落方向に向かう場面です。

つまり、メインシナリオは、依然として、遅行スパンがローソク足に沿う格好で、反落していく展開です。要するに、ドル円相場が反落に向かう展開がメインシナリオとなります。

一方、遅行スパンがローソク足を上方にブレイクしていくと、遅行スパンの陽転ということになり、ドル円相場の上昇の流れがさらに続くことになります。

これが、リスクシナリオとなります。

と言うわけで、ドル反落か、それとも続騰か、引き続き、きわどい場面にあります。

<四角枠B>

青色四角が発生しています。

これは、スパンモデルシグナルの「買いシグナル」です。

そして、判断の際には、終値の位置が決めてとなります。

今回、依然として、終値が+2σラインと+1σラインの間に位置していることから、「逆行パターンの売りサイン」が点灯中となっています。

すなわち、ドル反落の展開を示唆しています。

「買いシグナル」なのに、売りのサインである点に注意が必要です。(だから「逆行パターン」ということになります。)

尚、この青色四角枠は、ローソク足5本分で完成します。

5本、つまり、日足なので、5日となりますが、この期間が「猶予期間」となります。

そして、この「猶予期間中」に幾らが高値となるかどうかは、今後の展開次第です。

★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。

★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。スパンオートシグナルのご紹介、および、ご購入用ページはこちらです。http://www.xfine.info/sauto/

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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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