外国為替取引ニュースサイト

  1. トップページ
  2. >コラム・レポート
  3. >マーフィーの日々是好日
  4. >マーケット
  5. >ドル円1時間足分析:スパンモデルスペシャルによる総合的な判断

コラム & レポート

バックナンバー

マーフィーの日々是好日

ドル円1時間足分析:スパンモデルスペシャルによる総合的な判断


添付チャートは、ドル円1時間足スパンモデルスペシャルをスパンオートシグナル(https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

尚、チャートは、スーパーボリンジャー、スパンモデルの全てのラインを表示した、フルバージョンのスパンモデルスペシャルです。

四角枠内の直近の動きに注目してください。

<<スーパーボリンジャー>>

遅行スパンが陽転し、終値が+1σラインの上方を推移し、バンド幅が拡大傾向となっており、本格上昇トレンドと判断できます。

<<スパンモデル>>

赤色スパンが陽転していますが、陽転時の猶予期間中につけた高値水準を上方にブレイクして、順行パターンの買いサインが点灯するかどうかの瀬戸際に位置しています。

猶予期間中につけた高値の下方を推移するかぎり、逆行パターンの売りサインと読みます。

いずれにせよ、現在、ドル円相場は1時間足で見て、実に悩ましい場面となっています。

すなわち、スパンモデル上の判断では、赤色スパンの陽転以降、一旦は逆行パターンの売りサインが点灯している一方で、スーパーボリンジャー上での判断では、本格上昇トレンドにあります。

このような場面での判断は、大いに迷わされます。

そこで、以下のように考えていただくと分かりやすいと思います。

つまり、まずは、スーパーボリンジャーの判断を優先させること、そして、スパンモデルの判断を補助的に判断することです。

言い換えると、まずは、価格分析に優れたスーパーボリンジャーの判断を行い、その後、時間分析に優れたスパンモデルの判断を補助的に活用するわけです。

ということで、現在は、本格上昇トレンドの中にあると読み、今後、終値が+1σラインを下回る場合にはじめて逆行パターンの売りサインの効果が現れると読むと分かりやすいです。

★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。

★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。スパンオートシグナルのご紹介、および、ご購入用ページはこちらです。http://www.xfine.info/sauto/

★★マーフィー流FX
「実践トレードコーチング専用」ライン@のご紹介です。
こちらより無料登録できます。https://www.span-model.com/line/



プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

ニュースクラウド