ポンド円4時間足:スーパーボリンジャーによる判断
添付チャートは、ポンド円4時間足スーパーボリンジャーです。
ご覧の通り、現在は、レンジ局面に入っています。
レンジ相場の特徴は、
1)遅行スパンがローソク足に絡んで推移していること、
2)バンド幅が収束傾向であること
3)終値が+2σラインと−2σラインの間に収まること、
等々です。
また、チャート内をご覧の通り、比較的近辺にて、遅行スパンアタッカーの矢印が見えます。上向き矢印が出現したタイミングで高値圏となり、下向き矢印が出現したタイミングで安値圏となっているのが見てとれます。
すなわち、上向き矢印(青色)が出現した時点で、終値が+2σラインの下方に位置していれば、高値圏に到達、下向き矢印(赤色)が出現した時点で、終値が−2σラインの上方に位置していれば、安値圏に到達したと見なします。
このように、遅行スパンアタッカーのシグナル点灯時に、終値と+−2σラインとの位置関係をチェックすることで、一旦は高値圏、一旦は安値圏という判断が出来、カウンタートレード(逆張りトレード)を行いやすくなります。
尚、レンジ相場でのトレード戦略としては、
1)カウンタートレード(俗に言う逆張りトレード)を行なう、
2)相場の放れを待って、トレンドに乗る、
です。
また、カウンタートレードを行なうに際しては、より下位の時間軸において、スパンモデルシグナルや赤色スパンの逆行パターンを大いに利用したいところです。
尚、「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+1σラインの上方にて引ける、もしくは、−1σラインの
下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言います)、
4)加えて、放れのタイミングで、終値が+2σラインを上回る、
もしくは、−2σラインを下回ること、さらには、遅行スパンが
ローソク足のみならず、+−2σラインをブレイクすること、
等々です。
ちなみに、相場が放れる方向ですが、基本的には、より長期の時間軸チャートにて把握出来る方向、つまり、大局観での優位性を持っている方向に放れていく可能性がより高いです。
◆遅行スパンアタッカーのご案内ページ
↓ ↓
https://www.xfine.info/cspan/