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ドル円日足分析:調整の反落局面継続中


添付チャートは、ドル円日足スパンモデルスペシャルです。

スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを同時に表示させたチャートのことです。

尚、添付チャートは、スパンオートシグナルを使って表示しています。スパンオートシグナルは、色の変化で、視覚的に見やすいチャートです。

このチャートのメリットは、スーパーボリンジャーの判断とスパンモデルの判断を同時に簡単に行なうことが出来ることです。

そして、重要な点は、スーパーボリンジャーは主に価格の判断を、スパンモデルは主に時間(タイミング)の判断に適していることです。

さて、スーパーボリンジャーに目をやると、ドル円相場は、終値が+1σラインの下方で引けて以降、調整の反落局面入りしていますが、一旦はセンターライン近辺まで押し込んだ後、反転上昇し、+1σラインと+2σラインの中間近辺まで反発しました。

調整の反落局面でのトレード戦略は、反落し始めた後に、あらためて戻る場面がよく頻発しますが、+1σラインから+2σライン水準は戻り売りのターゲットゾーンとなります。

尚、終値が+2σラインの上方で引けると、一旦は撤退(ロスカット)となります。

続いて、スパンモデルの部分に目をやると、引き続き、買いシグナルの逆行パターンの売りサインが点灯していることが確認できます。

特に、昨日、ドル円相場が上昇した際に、買いシグナル点灯時の猶予期間中に付けた高値近辺に達した後、大きく反落したことが見てとれます。

このように、買いシグナル点灯時の猶予期間中に付けた高値近辺での売り戦略は「もぐらたたき」と呼びます。

★★より詳しい解説等は、
「マーフィーの実践トレードコーチング」
を参考にされてください。

★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。スパンオートシグナルのご紹介、および、ご購入用ページはこちらです。http://www.xfine.info/sauto/

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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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