ドル円(日足スパンモデル)
ドル円相場ですが、日足スパンモデル(下記添付チャートをご参照下さい)で見ると、先週末9月2日現在、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、ドル売り優勢であることが分かります。
尚、ドル売りシグナルは、赤色矢印が示した5月30日時点(青色ゾーンから赤色ゾーンに変化)で点灯しています。
そして、直近では、実勢レベル日足がレジスタンスゾーン下限ライン(青色ライン)を下回って推移しており、やはり、ドル売り優勢局面が続いていることが確認されます。
今後については、レジスタンスゾーン下限ライン(2日現在、77.60円近辺)を上回って引けるまでは、ドル売り優勢局面継続と読めます。
そして、重要な指標である遅行スパン(紫色ライン)は、チャート円枠内が示す通り、ローソク足に絡む格好で推移しており、反落か、上昇かのブル・ベアの分岐点に位置しています。
今週初の時点で、遅行スパンはローソク足に絡む位置にあると想定されることから、相場が方向性を模索するステージに入ると読めます。
また、週央にかけては、為替介入時のローソク足に接触することから、相場変動率が高まる可能性を示唆しています。
ここ最近のドル円相場は、膠着気味の展開となっており、変動エネルギーが溜まっていると読めるだけに、今週は、特に、相場の地合いの変化に注意しておきたいところです。