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マーフィーの日々是好日

ストライクゾーンの見極め?!

一流の野球選手(バッターの場合)は、ストライクゾーンの見極めの技術が素晴らしいと言われます。また、自分の得意とするコースを知っていて、そのコースに来たボールは打ち損じる可能性が少ないそうです。

インコース高めに強いとか、アウトコース高めに強いとか、自分が得意とするコースに来るボールを狙い定めているとも言います。もっとも、カウントを追い込まれると、それに応じたバッティングをする技術もあるそうです。

また、その時のランナーの位置によって、ランナーを進めるべく、自分がアウトになっても、進塁打を放つといった技術を持ち合わせているのが一流のバッターだそうです。

何はともあれ、ストライクゾーンに来たボールを確実に仕留める、そしてボールゾーンに来たボールには無理に手を出さないのが、打撃成績を上げるには必要な技術ということになります。

これと全く同じことがトレードにも当てはまると私は思います。すなわち、「ストライクゾーン」に相当するのがトレンド開始の兆候と言い換えることが出来ます。もしくは、トレンド終了から調整局面(レンジ相場)入りの兆候と言い換えても良いかもしれません。さらには、トレンド継続中も「ストライクゾーン」にあると判断しても良いでしょう。もしくは、人によって、レンジ相場こそが、自分にとっての「ストライクゾーン」かもしれません。

いずれにしても、たとえば、トレンドが自分にとっての「ストライクゾーン」であるならば、トレンドがあるかないかがはっきりするタイミングを「ストライクゾーン」と捉えて良いと思います。このように、「ストライクゾーン」の見極めをする技術こそ、「トレード技術」だと言えましょう。そして、「ストライクゾーン」以外に来るボールには極力手を出さないようにしたいものです。

投げられて来るボール全てに対して、むやみやたらに手を出して、カウントを悪くしてしまって、結局、三振してしまうとか、無理なボール球に手を出してアウトになることは避けたいものです。野球もトレードも同じ次元のテーマが存在するとつくづく思います。

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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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