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相場を行う上での心構え15カ条

以下に、相場を行う上での「心構え」について15カ条として主だったものをまとめてみました。

言うは易し、行うは難しですが、それでも知らないよりは知っていることの方が遥かにベターです。実際のトレードでは、如何にして実践に生かすかがテーマとなります。

日頃利用するトレード手法も、以下の15カ条を踏まえた形で出来あったものであるのが理想です。それにしても、相場とは人間性そのものへの挑戦とも言うべきものかもしれません。煩悩との戦いとも言い換えることが出来そうです。

ただし、決して相場と戦ってはいけません。戦う相手はあくまで自分自身です。「相場と友達になること」が最も大切です。

■相場を行う上での心構え15カ条

1)ロス・カットは柔道でいう「受け身」。
  損切りが出来て始めて市場に参加出来る。

2)コストにこだわるな。
  自分が最初に作ったポジションのコストにこだわると、損切りが遅れる。

3)利食いは「腹5分め」。
  生身の人間は皆、過度に結果を期待するもの。相場は“煩悩”との戦い。

4)相場は繰り返す。
  同じような相場の動きはよくあるもの。過去のパターンを思い出せ。

5)市場のクセをつかめ。
  それぞれの時期には特徴的な動きをよくするもの。

6)熱くなるな。
  相場に情熱は必要だが、冷静さはさらに重要。

7)ポジションのサイズは控えめに。
  過去の大物相場師の多くは過大なポジション保有で大損した。

8)自分の勝ちパターンをつくれ。
  相場で勝ち続けるには自分独自の売買方針を構築する必要あり。

9)見栄をはるな。
  所詮自分の力(資力)の範囲でしか相場には勝てない。

10)逆境に耐えることよりも、順境に打ち克つことにエネルギーを使え。
   アゲインストのポジションを抱えるよりフェイバーなポジションの管理に注力。

11)大きく利食った後は休憩せよ。
   大儲けした後は往々にして大損するもの。

12)相場にはロング、ショート以外に“スクエアーというポジション”もある。
   買ったり、売ったりするだけでなく、ポジションをゼロにする勇気をもて。

13)何か不安になったら、一旦ポジションを減らすか、なくせ。
   投資家は思いつめてはいけない。ポジションなんていつでもとれる。

14)大半の情報は百害あって一利なし。
   どこでも手に入る情報は完全に市場に織り込まれているもの。

15)8割当てる相場師はめったにいないが、8割はずす相場師はごろごろいる。
   大半のディーラーはせいぜい収支トントン。市場の大勢に流されるな。

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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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