「トレードはタイミングが全て」
「トレードはタイミングが全て」という表現があります。
幾ら相場観が合っていても、実際に買うタイミング、売るタイミングをと外すと後手に回ってしまうケースがあるのは事実です。
タイミングを外すと言っても、まさか安値で買う、高値で売れなければダメと考えておられる方はいないと思いますが、人間というのは欲張りなもので、出来るだけ安く買う、出来るだけ高く売りたいと願うものです。
ですから、「タイミング」と言っても、程度の問題であるということです。
ところで、私は、相場には2番手、3番手で参入して充分であると考えています。
これは、自分を戒めるつもりでもあるのですが、いくらタイミングが重要だと言っても、相手は相場です。そんなにこちらの都合よく動いてくれるわけがありません。
いつも申し上げているのが、相手(相場)は変えられない、こちら(相場への参加者)が変われば良い、ということです。
あれこれ複雑なことを考えずに、相場の流れについていけば良いわけです。
そして、この相場の流れを分析することが私たちの仕事です。相場の流れの中での、現在位置さえ分かればあとは、どこで参入するかだけです。
参入する位置を上記で言うタイミングとするならば、現在位置を分析し続け、そして、ここぞという時にポジションを取れば良いわけです。
このタイミングは、言い換えると「ブレイクポイント」となります。相場がトレンドを持って動き出すぞというポイントです。
このように「ブレイクポイント」を知り、そのタイミングに合わせて行動することが出来れば、相場(相手)と友達になれるわけです。
私は、毎日のレポートの中で、具体的な「ブレイクポイント」を明記するようにはしていますが、一番大切なのは、どのようにして、このブレイクポイントレベルを知るか、その方法をお伝えすることだと思っています。
と言うのも、それぞれ個々人によって、トレードスタイルが異なるという事情があるからです。
従って、「ブレイクポイント」として、十把一絡げに、ある水準を指摘することは、必ずしも適当ではなく、簡単なことではありません。
実際、ある個人投資家は、一日の中でトレードされるスタイル、すなわち、デイトレードをされているかもしれません。
また、ある個人投資家は、数日単位でトレードされるスタイル、すなわち、スイングトレードをされているかもしれません。
さらに、ある個人投資家は、数日以上、数週間程度の期間でトレードするスタイル、すなわち、ポジショントレードをされているかもしれません。
このように、人それぞれ、時間軸から見ても、トレードスタイルが異なるわけです。
従って、同じブレイクポイントと言っても、1分足から始まり、5分足、60分足、日足、週足など、時間軸によって、レベルが異なってくるのです。
そして、実際に判断する局面になって、ご自分で判断出来るスキルを身につけて頂くようにすることが私の仕事だと思っています。
■現在の相場観(独断と偏見)
相場は右往左往していますが、トレンドの把握に御苦労されている方も多いかと思います。
ドル円相場を例に挙げると、11月27日に付けた85.09円で、一旦は、中期的な安値を付けた後、上昇途上にあると判断しています。
そして、12月4日に戻り高値90.78円を付けた後、押しの急所が先週12月9日であったと読めます。
今後、注意すべきは、21日移動平均線水準(本日現在、88.30円近辺)です。
同レベルを上回り続ける限りは、上昇基調をキープしますが、下方ブレイクすると、再び、続落する公算が高まります。
尚、私の「スーパーボリンジャー」の遅行スパンも重要な判断材料となります。
現在、ドル円相場の上値抑えているのが、この遅行スパンだからです。
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