「相場の流れに乗ること」の意味とは
「相場の流れに乗る」という言葉があります。
「トレンドに乗る」という言葉の意味にも近いですが、「相場の流れに乗る」は、より広義の表現です。
「トレンドに乗る」はまさに上昇相場か、下降相場の動きについていくという意味です。
「相場の流れに乗る」というのは、上記に加え、動かない相場の時は、自分も動かないということです。
動かない相場を「保ち合い相場」、「ボックス相場」と表現しても良いかもしれません。
通常、「トレンド」と言えば、「保ち合い相場」などは含まない為、「相場の流れに乗る」という意味がより広義だということになるわけです。
こう考えてくると、「相場の流れに乗る」ことは実に難しいことかもしれません。
相場が動く時には自分も一緒に動く、相場が動かない時には自分も動かないわけです。
自分を自制することは如何に大切か、分かります。
何故なら、動かない相場に参加し続けていると、本当に疲れるからです。
人間の集中力はそれほど長続きするものではありません。
「めりはり」をつける必要がどうしてもあるわけです。
事前に、レジスタンスポイントやサポートポイントを押さえておく必要はありますが、あくまで現在の相場の流れに乗ることが最重要です。
そして、その日の相場観にて、その日のレンジを決めることはご法度です。
相場は、こちらの都合で動いてくれるわけがないからです。
相場がどこまで上がればどうなる可能性が高まるとか、相場がどこまで下がればどうなる可能性が高まるという風に予測を立てることは大切です。
以上のことは言うは易し、行うは難しですが、時間を掛ければ驚くほど自然と出来るようになるものです。
相場は才能ではありません。正しいコーチングを受けるか受けないかの違いだけです。
何故なら相場は「博打的」なものではなく、「科学的」なものだからです。
「博打」と言うと語弊がありますが、ニュース等に振り回されてしまわないように気を付ける必要があります。市場の雰囲気に呑まれるのも良くありません。これらは、1つ間違えると、「博打的」になりやすいからです。
ですから、科学的なアプローチこそが大切であり、必須です。ニュース等に振り回されず、雰囲気に呑み込まれないためにも、しっかりと「投資技術」を磨いていきたいところです。
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