外国為替取引ニュースサイト

  1. トップページ
  2. >コラム・レポート
  3. >マーフィーの日々是好日
  4. >トレードの心得
  5. >相場と自分の「時間軸」を合わせるということ

コラム & レポート

バックナンバー

マーフィーの日々是好日

相場と自分の「時間軸」を合わせるということ

以下は、本日発行しました無料メルマガから、ご参考として、一部抜粋したものです。


相場に参加するに当たって極めて大事な、「自分サイドの時間軸」、すなわち、自分自身がどの時間軸のチャートに基づいてトレードするかということと、「相場サイドの時間軸」、すなわち、相場がどの時間軸ではどのトレンド相場、もしくはレンジ相場等々にあるか、ということはとても重要なテーマですので、ここに、内容の一部をご紹介させて頂きます。


「自分」対「相場」という、相対するものを、「時間軸」という基準でもって、どう関係させるかということは、トレードを行うに際しての極めて重要な課題です。

言葉で表現すると、ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、単純明快なことなのです。

相場という世界があって、その世界の中でトレードを行う自分という存在があります。

そして、相場は「相場の勝手」で動いています。

もしくは、相場には、「相場の都合」というものがあるのです。

その相場が、どうような勝手、もしくは都合で動いているかという判断を行う上で、どの時間軸のチャートを見るかというテーマがあります。

尚、この「相場には相場の勝手、都合がある」という考え方はとても大事だと思います。

何故ならば、私たちは自分勝手で相場を判断する傾向にあるからです。

自分が相場を見ている時は、自分のポジションの方向に動いて欲しいと誰もが願っています。

自分が買いシグナルを見出した瞬間から相場に上昇してもらいたいと願います。

自分が売りシグナルを見出した瞬間から相場に下落してもらいたいと願います。

自分が買い材料のニュースを見出した瞬間から相場に上昇して欲しいと願います。

自分が売り材料のニュースを見出した瞬間から相場に下落して欲しいと願います。

相場は確かに身勝手な存在ですが、私たちも同様に、身勝手な存在なのです。

繰り返しますが、相場は相場の好き勝手に動くのです。

向こうサイドの都合で勝手に動く、この「厄介な」相場を相手に私達はトレードするわけです。

ですから、この相場を相手にして収益を上げるためには、やはり、それなりの作戦を考えねばならないのです。

私が従来、「相場と友達になる」ことの大切さを強調している所以でもあります。

大事なことは、こちら自分が相手である相場のリズムに合わせるということです。

自分という時間軸を相手である相場の時間軸に合わせるということです。

言い換えると、相手である相場の時間軸に自分を合わせることが出来なければ、無理をしてまで、相場を相手にトレードしない方が良いということです。

こちらが相手である相場に合わせることが出来る限りにおいて、トレードすれば良いということです。


■無料メールマガシン「マーフィーの最強FX投資法を伝授」を配信登録された方にレポートを差し上げています。

無料メルマガ

現在、上記の無料メルマガを登録すると、私が長年かけて考案した「スパンモデル」・「スーパーボリンジャー」の基本を解説したレポートを無料ダウンロードして頂くことが出来ます。

どうぞ、ご活用下さい。


プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

ニュースクラウド