「調和の法則」とは?
「調和の法則」とは、「相場と戦ってはいけない、相場と歩調を合わせて、相場と友達になることが大切」ということです。
一般的に、相場は、戦うというイメージがありますが、戦う相手は相場ではなく、実は自分自身です。自分自身が感じる恐怖や迷いといった人間ならではの煩悩が戦う相手です。従って、相場自体は、戦う相手ではなく、一緒に歩む相手です。まさに「調和の法則」でもって相場と一緒に踊るイメージを持つことが大切だということです。
そして、戦うべき相手は、実は、自分の煩悩です。しかし、これとて、人間である自分自身が生まれつき持っているものですから、そう簡単に乗り越え、解決出来るものではあり ません。だから、結局は、自分の煩悩を消してしまうのではなく、それはそれとして存在を「認めて」しまうことが良いと思います。
つまり本能的なものとして、それ自体を受け入れてしまうのです。受け入れることを通じて、一歩先へ進むことが出来るのです。まさに、乗り越える感じです。自分の短所を長所に変えてしまう感覚です。より大きな次元で調和していくイメージです。短所も長所も全て丸ごと自分なのだということを認めて、受け入れることからスタートするわけです。
と言うわけで、相場は相対峙するものではありません。相場のリズムに合わせて踊る感覚が大事です。相場に参加している時の自分の欲、怒り、迷いを、まるで傍観者のように客観的に感じながら、相場を冷静に見つめていくわけです。
相場を見つめる為には「目」が必要です。この「目」が「トレード技術」に当ります。私の場合で言うと、「スパンモデル」であり、「スーパーボリンジャー」、 さらには、「アクティベート時間分析」です。「トレード技術」を駆使することで、相場の世界に応じた、しかるべき判断ルールに基づき、しかるべきトレードルールに則って売買をすることで、相場と友達になることが出来るわけです。
そこには、自然と「調和」が生まれ、結果として、「収益」と言う産物がもたらされます。あくせく煩悩剥き出しに相場と喧嘩しなくても、リラックスしてストレスを減らして、気持ちよく歩んでいくことが出来るようになるわけです。もちろん、簡単ではないことも分かります。しかし、それでも、少しずつ改善しながら一歩一歩進んでいくことにこそ、相場の楽しさもあると思うのです。
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