相場は巨大なモンスター
当たり前のことですが、私たちは、「相場」の動きをコントロールすることは出来ません。
「相場」を自分の思う方向にもっていく力は、政府・中央銀行レベルでは、多少なりとも可能かもしれませんが、それとて、万能ではありません。つまり、政府・中央銀行の力でもってしても動かせない時があるくらいです。
一部の巨大ヘッジファンドが幾ら大きな資金を用いて、さらにレバレッジも効かせてポジションを持ったところで、たかが知れているのが相場という巨大なモンスターということです。
つまりは、市場参加者の誰ひとりとして、「相場」を自分の思い通りに動かすことは出来ないわけです。相場と関わっていく限りは、このことを認識しておくことはとても大切です。
何故ならば、そのような「相場」であるからこそ、「相場」に逆らってはいけないということです。人間社会であれば、まるで専制君主のような存在です。
このような、こちらからはコントロール不能であるものを相手に売買することで収益を得ようする以上、相当な覚悟がなければ相場に参加することは危険極まりないです。
要するに、相場とは、まずはこのようなものだという認識が大切です。コントロール出来ないものを相手にして、「幸せ」になろうとするには、こちらが自分をどこまでコントロール出来るかどうかが重要な要素となります。
相手を変えることが出来なければ、自分を変えることでしか対処出来ないということです。この根本原理を理解さえしておけば、相場からどのようにしたら利益を手にすることが出来るかのヒントにつながると思います。
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