自分の得意パターンを探そう
自分の得意パターンとは、自分の勝ちパターンと言い換えても良いかもしれません。この相場展開であれば、自分が判断しやすいというパターンを探して、その時にだけエントリーしていけば、当然のことながら、勝率が上がることになります。
さらには、勝率が上がるだけでなく、収益を伸ばすことも出来るかもしれません。つまりは、自分が判断を得意とするパターンだけに、余裕を持って相場に入っていけ、また、その後の推移を見守ることが出来るわけです。
また、このようにも言えます。自分の得意なパターンがあると、自分が得意でないパターンを区別することが出来るということでもあります。従って、無理をして、自分の得意パターンでない状況では、手を出さなくなります。強迫観念からの「無駄打ち」はしなくなるわけです。
余裕を持って、自分が得意でない相場展開は見過ごすことが出来るようになります。そして、虎視眈眈と自分の得意パターンが現れるまで待てば良いのです。まさに、「金持ち喧嘩せず」状態ですね。
トレンド相場に強い人もいれば、レンジ相場に強い人もいるように、それぞれの得意な分野があって当然なのです。つまりは、自分の強い部分に気付き、それを伸ばしてやることで、自信もつき、効率良い資金運用が出来るようになるということです。「長所伸展の法則」と言う言葉の通りです。
さらに、「相場の器用貧乏」と言う言葉もあるように、どんな状況でも常に手を出さないと気が収まらないようでは、結局、結果はついてこないものです。何でも出来ると思い込んでいる人は、何も出来ないかもしれない、ということです。
結局は、「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」で良いと思います。これは相場状況についてだけでなく、トレード技術についても言えることです。自分の得意なトレード技術を徹底的に伸ばしてやれば、さらに好成績を上げることが出来るようになるでしょう。このような広い意味においても、「シンプル・イズ・ベスト」なのかもしれません。
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