昭和の有名な大横綱であった元千代の富士である九重親方が亡くなられました。

実は、私が生まれて初めて相撲を観戦したのが、ディーラーとして赴任していた米国ニューヨークのマジソンスクウェアガーデンで催された大相撲ニューヨーク興業だったのです。

その当時、米国内でも、千代の富士の人気はあまりにも凄いものがありました。大関小錦や、朝潮が活躍していた時期でもありましたが、なんと言っても、ウルフの愛称もあった、千代の富士の精悍でハンサムな顔立ち、そして、筋肉質の体系がニューヨークの人々を大いに魅了していたのを昨日のように思い出します。

しかも、千代の富士は、私と同学年の年齢でもあったことから、余計に親しみを覚えたのを記憶しています。それにしても、このたびの早すぎる死には、あまりに残念でなりません。

人間とは、いったい、いつ、どうなるかわからないことを改めて痛感させられます。生きているうちに、何かしらの軌跡を残したいとの思いがさらに強くなった気がします。私自身、2008年に、サラリーマンの世界から個人事業主になったいきさつも、何かを残したいという気持ちが芽生えたことが大きな理由の１つであることは、紛れもない事実です。

人は皆、何かしらの使命をもってこの世に生を受けているのだと前々から信じていますが、その使命にできるだけ早く気づき、その使命を全うするために、毎日精進することは、とても大切なことだと思います。

自分としても、今、ライフワークとしている投資啓蒙活動に心を入れ込んでさらに進んでいきたいと思っています。同学年でもある九重親方のご冥福をお祈りしつつ、自分に出来ることを一つ一つ行っていきたいと思う次第です。

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