目標は小さくて良い
FXを始める人の中に多い考え方として、「短期間に大きく稼ぎたい」というのがあります。実は、この考え方は危険です。何故なら、大きな金額を稼ぐことを目標にすると、リスクが大きくなるからです。
つまり、まだ、実力が伴っていないにもかかわらず、焦って一発勝負をかけてしまうことが失敗トレード、それも、大きな失敗トレードにつながりやすいからです。短期間に大きく収益を上げたいために、証拠金を目一杯使って、一気に大きなポジションを持ってしまい、思惑通りにいかない場合に、大きな損失を抱え込んでしまうケースが枚挙にいとまがありません。
まずは、がんばれば手が届くレベルに目標を決めて、少しずつクリアーしながら、成功体験を積んでいく過程で、さらなる学びを繰り返し、自分の実力を高め、また、新たな目標を設定して、という考え方の方が、回り道に見えて、最終的には大きな成功につながる確率が高いと思います。
「急がば回れ」という格言は誰もが知っていますが、実生活はもちろんのこと、相場、トレードにおいても大いに通じるものだと考えます。いきなりポジションサイズを大きくするのではなく、はじめは小さなポジションで入っていき、自分の成功トレードのスタイルが確立された段階で、ゆったりとポジションサイズを増やしていくのが望ましいわけです。
中には、大きな収益を上げないと意味がないと思っている方もいるようです。そして、大きな収益を上げる為には大きなポジションを持たねばならないと思い込んでしまい、それが結果として自らの墓穴を掘ってしまうことになりかねません。
目標とする金額はたとえ小さくても良いと思います。目標があれば、モチベーションも高まりますし、毎日の地味な学びにもあまり疲れを感じなくなります。やがて、正しく学ぶ中で、少しずつ結果が伴ってくればポジションサイズを増やして良いだけのことです。そうすれば、気が付いた時にいつのまにか大きな収益になっている、これが望ましい成功への道だと思います。
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