相場が動いた時に感じる恐怖感
最近、いずれの通貨ペアも、相場変動率が上がり、中には、レンジ相場からトレンド相場に変化しつつあるものも見受けられます。
ところで、相場についていくに当たって、どうしても恐怖感がもたげてきます。そのため、自分が持っている相場観に合致していても、最後まで自らの相場観に自信を持つ続けることはそう簡単なことではありません。
時間経過と共に、当初の目標値を忘れてしまい、何となく値頃感が生じてきてしまい、早々と目の前の相場から撤退してしまうケースがあります。
確かに利食いには違いないものの、せっかく自分にフェイバーに流れているトレンドに最後まで乗りきれないうちに、「途中下車」してしまうのです。価格にばかり目が向いてしまって、中途半端であり判断根拠が薄弱な値頃感をもってしまうわけです。
この「価格」を「周り」に例えて考えてみると分かり易いと思います。
すなわち、「周り」を見ると、どうしても怖くなってしまうのは、ちょうど山を登る時と似ています。アマチュアの場合、登山の時はあまり下を見てはいけないと言います。何故なら恐怖感に打ちのめされてしまうからです。
高所恐怖症でなくても、やはりこの心構えは必要なのかもしれません。「周り」に惑わされずに、しっかりと目の前を見据えて、自分の立っている場所を踏み固めていけば、この恐怖感を乗り越えることが出来ると思います。
自分の立っている場所とは、つまりは、「今現在」です。「今現在」が買いなのか、売りなのかを判断すること、そして、それを続けることこそが恐怖感を和らげてくれる、真の特効薬です。
「周り」である「価格」の変化に呑まれないように心がけたいと思います。
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