「休むも相場」について
「休むも相場」「売るべし、買うべし、休むべし」など、相場の世界には売り買いしているばかりが能ではなく、時には休むことも大切であることを教えてくれている格言は多いです。
私自身も、ポジションには「ロング」と「ショート」に加えて、「スクエア」というポジションが存在することを自分に言い聞かせています。
ただ、この「休むべし」と言われて、それでは一体どれくらい休むのが良いのかとなると、難しい問題ではあります。
一般にポジションがあると寝れないと言いますが、私自身は、過去を振り返って、逆に、ポジションがないと寝れなかったぐらいです。
その理由は、自分の相場観通りに実際の相場が動いた時に、ポジションを持っていたなかったらどれだけ後悔するかと考えたからです。
ただ、確かに、思惑通りに動いて、自分のポジションが順調な時はそれで良いのですが、いざアゲンストの動きに晒されて、最悪ロスカットを強いられた時などは、やはり頭を冷やすべくポジションをカットせざるを得ませんでした。
しかし、ポジションがなくなると、どうしても寂しくなり、またすぐに取りたくなる自分がいました。そういう時にかぎって、さらに傷口を広げたものです。
ここで、重要なことは、一旦、ロスカットさせられた時や、どうも相場が見えないという時は、数日程度はポジションを取らない「勇気」が必要ということです。
もっともデイトレードなどでは、ある水準で一旦ロスカットすると決めた後に、実際にロスカットしても、その後、自分なりの判断基準に従って、それほど時間を置かずに相場に入っていくことは構わないと思います。
しかし、それでも単に意地になって相場と対抗するのは危険な行為であることは言うまでもありません。
私は、「スパンモデル」や「スーパーボリンジャー」という相場分析方法でもって、極力、相場を客観的に判断し、冷静に相場に入っていけるように努めています。
特に、今現在の相場が買い、売りどちらが優勢となっているのか、恣意的な判断を極力排除して相場そのものを見るようにしています。
それが、長い目で見て、相場の世界から経済的利益を含めた様々な恩恵(精神的満足感、知的好奇心の充足等々)を受けることが出来るからです。
■現在の相場観(独断と偏見)
本日は、月末、最終日です。月足が決定します。私の分析手法では、終値で判断しますので、大切なタイミングとなります。
尚、私の分析では、ドル円相場は、週足、月足ベースで判断すると、一旦ドルは底打ちし、しばらく戻りそうです。もっとも、戻り幅は、あまり期待出来ません。じりじりと戻る程度です。
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