相場は修行の場
相場では、「待つこと」そして、「我慢すること」は実に大切であり、また、難しいものです。このことは、言い換えると、「相場に頻繁に出入りしない」ことが大切だということになります。
すなわち、相場にトレンドが生まれるまで、じっと我慢して待つこと、そして、一旦、トレンドが生まれたら、いち早くトレンドに乗ること、さらに、そのトレンドが終了するまで、じっと我慢してポジションを持ち続けることです。
トレンドが発生するまで待つことはトレードでは重要な要素です。儲けたいという欲や焦りから、どうしても無理に手を出してしまいがちですが、これは良くないことです。やはり、トレンド発生を確認するまでじっと我慢することこそが成功の秘訣となります。
確かに、トレンドに乗ることは早いに越したことはありませんが、別に、いの一番に乗れなくても大丈夫です。しかしながら、一旦トレンドだと判断して乗ると、そのトレンドが終了したと判断されるまで乗り続けることが大事です。
もちろん、このことは並大抵のことではありません。実際問題、自分自身を振り返って、このトレンドに乗り続けることが一番難しいと実感しています。
つまりは、利食い幅を最大限に伸ばすことこそが、トレードでは最も難しい部分だと思います。既に評価益として数値の上では存在している利益を確定したい気持ちを抑え、トレンド終了の確認が出来るまで、ポジションを引っ張ることは、まさに修業に近いです。
相場をやっていて修業をしているとつくづく感じます。自分の弱さが頻繁に現れるからです。それを強烈に自覚させられるのが相場かもしれません。私自身、相場が好きなのは、自分という人間と向かい合えるからかもしれません。自分を知り、自分を鍛える為に、相場をやっているような気すらします。
というわけで、どもども、「相場観」では収益を伸ばすことは出来ないということになります。そこでは、「心の状態」が重要な要素だということです。「メンタル面の鍛錬」がなければ収益を伸ばすことは出来ないことになります。「待つこと」「我慢すること」の大切さは幾ら強調してもし過ぎることはなさそうです。まだまだ、弱い人間である私自身の修行は、今年も続きそうです。
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