「やっぱり」の論理
相場をやっていると、「やっぱり上がった」とか「やっぱり下がった」と、後になって思うことがあるものです。
このことを、相場というのは後から見れば誰でも分かると言う風に捉えるのも一理あります、つまり、どちらかと言うと、ネガティブな捉え方ですね。しかしながら、私は必ずしもそういう面ばかりだとは思いません。すなわち、ポジティブな面もあるということです。
何が言いたいかというと、「やっぱり〜」という判断の中に、自分なりの首尾一貫した判断基準が固まってくれば、それはそれで、その後のトレードに生きてくると思うからです。
一方で、毎回、「やっぱり〜」という思いを抱きながらも、場当たり的な解釈や判断を繰り返すようでは、次に生きてこないことになり、所詮は、「後講釈」の繰り返しになると思われます。
「やっぱり〜」を繰り返しつつも、自分の判断基準を明らかにし、それを繰り返すことで、判断基準の信頼度を計ることが出来れば、これはまさに、自分なりの「トレードルール」の検証を行っていることになります。つまりは、価値ある「やっぱり〜」になるわけです。
従って、意味のある「やっぱり〜」と意味のない「やっぱり〜」があることになりますね。と言うわけで、出来るだけ、意味のある「やっぱり〜」を増やしたいものです。
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