「幸せ」についての知恵はトレードに通じる
心理カウンセラーの衛藤信之さんは、幸と不幸についての知恵として、「不幸が当たり前と思えば、どんなことも幸せ」、そして、「苦労を引き受ける心が幸せを引き寄せ、幸せを求め過ぎる心が不幸を生む」と仰っています。
日々は大変で当たり前、全てに満足出来るものではないと思って生きていると、何の変哲もない出来事がこの上ない幸せと感じられるのだということです。
このことは、そっくり投資の世界でも当てはまると思います。つまり、相場は難しいのが当たり前、たまに分かりやすいトレンドが生じた時に、それに乗じて収益 を得ることが出来ればこの上ない幸せと考えると、生涯収益(キャリアプロフィット)が右肩上がりに増えていくのだと思います。
四六時中、相場と向かい合って、どんな場面でも収益を狙いに行くスタンスは結果として上手くいかないものです。小さな損失を重ね続けることにもなりかねません。
せっかく良い「トレード技術」を覚えても、それを正しく使い、正しいタイミングでポジションを持つようにしないと満足な収益にはつながらないのです。
収益を上げることばかりに目が行ってしまうと、難しい局面でも手を出してしまうことになり、逆効果だと言うことです。これは、先ほどの「幸せを求め過ぎる心が不幸を生む」に該当すると思います。
相場は、滅多なことで簡単には儲けさせてくれないもの、たまにチャンスがあれば、その時にだけ波に乗って収益を上げる心構えをしていると、結果がついてくる ということです。
そして、たまのチャンスをもたらしてくれるマーケットに対する感謝の気持ちを忘れないでおきたいところです。そうすると、不思議なことに、収益が積み上がっていくものです。つまりは、「幸せ」についての知恵はトレードに通じると思うのです。
★お知らせ
フェイスブック内、「フェイスブックページ」
http://www.facebook.com/spanmodel
ツイッター
http://twitter.com/murphyfx