時には開き直りの気持ちが大事
トレードをやっていると、当然のことながら結果を求めます。
しかも、出来るだけ短期間に好結果が生まれることを望んでしまうものです。
しかしながら、この精神状態が、実は、相場の世界では、「落とし穴」となります。
収益を求めるあまり、焦りや苛立ちを覚え始めると、ろくな結果に結びつきかねません。相場の世界には、「相場の神様」が存在していて、私達の弱いところをどんどん突いてきます。
例えば、お風呂に入っていて、お湯をこちらに無理に向けようと手を動かすと、余計にお湯は向こうに行ってしまいます。しかし、お湯を向こうに押しやると、逆に、こちらに向かってきます。
このように、相場の世界では、収益を無理に取りにいかなくても良いぐらいの気持ちが大切です。
つまりは、儲からなくてもいいや、というぐらいの「開き直りの気持ち」で相場と接すれば、「相場の神様」は微笑んでくれるものです。
よくありがちですが、腐ったポジションを抱えて、ただ、耐えて我慢すると言った風に、自分を追い込むのは良くありません。そのようなポジションだと心の底に感じたら、すぐさま、マーケットに預けるくらいの気持ちが大切です。
マーケットに預けるだけですから、後から、取り戻せるわけです。先ほど見た通り、お湯を向こうにやる気持ちですね。
一方、腐ったポジションに執着し過ぎると、逆に、一方的にマーケットに持っていかれてしまいます。マーケットに預けたお金は戻ってこないことになってしまうわけです。
相場とは実に不思議だと思います。
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