人生、何事もそうですが、継続させることは至難です。

セミナーを受ける人は多いです。しかしながら、セミナー受講中に分かったと理解したり、なるほどと感動したりしても、セミナー終了後も継続的に活かすことが出来る人の割合は数パーセントもいらっしゃれば良い方かもしれません。

読書についても同じことが言えます。感動するほどの素晴らしい本に出会っても、その本から学んだことを日常に活かし続けることの出来る人はやはりほとんどいないのが実情のようです。

私の大好きな大リーグ松井秀樹選手が恩師から受けた言葉です。

「心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。」

改めて考えて、この言葉の中にある「習慣化」させることが実に大切なのだと思います。「習慣化」させることが出来れば、タイトルにある「継続は力なり」を活かすことが出来るからです。

松井選手は、大リーグ10年目の今年、苦渋のスタートとなりました。2012年を迎えても新天地は決まらず、結局、シーズンスタート時点では、所属チームが未定のままでした。

それにも拘らず、松井選手は、一人、自宅のあるニューヨークで悶々としながらも、愚直なほど、必死で練習に取り組んだそうです。時には、バッティングセンターにて、延々と打ちこんだとのことです。彼の心の中には、いつ呼ばれても良いように万全の体調と練習を怠らないという強い気持ちがあったのだと思います。

その強い思いが、ニューヨークヤンキースと同じ、大リーグ東部地区に所属する球団であるレッズから声が掛かる原動力になったのだと思います。そして、大リーグに昇格して最初の試合でホームラン、さらには、３試合目で２本目のホームランという好結果につながったのです。

この結果は、日頃から、徹底して、自分の姿勢を貫いた結果だと思います。広くは、学ぶ精神、学ぶ姿勢が重要なのは言うまでもないことですが、やはり、実践行動して、「習慣化」させることで、まさに、「運命」が変わるのでしょう。

私も改めて言葉の意味を噛みしめながら、「運命」を切り拓くべく、進みたいと思います。

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