コンセンサスは負ける?!
相場の世界にひとたび入れば、そこは、私たちが日常送っている世界とはまったく異質ものであることにすぐに気が付くと思います。
日常生活では大多数の意見がより重視され、少数派は異端児扱いされます。朝決まった時間に起きて、夜決まった時間に寝ることが健康に良いとされます。そして、就業時間にしっかりと仕事をし、就業後の時間をのんびり過ごすことが理想とされます。何か問われると、「はきはき」と答えることが優秀な人間のように見なされます。
相場の世界では異なります。大多数の意見の方向には動きにくいのが相場です。少数派の意見であっても大きな果実をもたらしてくれるきっかけとなるかもしれません。
もちろん、コンセンサスの方向に推移することもあります。ただ、その滞空時間が長ければ長いほど、その後の反動は大きなものとなります。
相場の世界では、基本的には、大衆は負けることになります。つまりは、コンセンサスは負けるのです。また、決まった時間にだけ相場の世界に入って儲けることが出来るほど相場の世界は甘くありません。人が寝ている時にこそ自分は動くぐらいの気力がないと務まりません。つまりは、「赤信号皆で渡れば怖くない」式の集団的発想は極めて危険だということです。
いずれにしても、相場の世界で成功するには、一般的なものの見方、考え方から脱却しなければならないということのようです。恐らく、ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも、超一流になるには、同様のことが言えるとは思いますが・・。
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