取引対象通貨としてユーロ人気続く
日経夕刊にも載っていましたが、金融先物取引業界によると、11月の店頭FX取引の売買高(円建て)はユーロドルが前月比約40%増となったようです。通貨ペア別で3か月連続の首位を維持しました。そして、ユーロ円が2位となり、ドル円が3位だったようです。
従来、ドル円が1位を続けていましたが、この最近は、さすがに小動きが続いているせいか、順位を下げたようです。もっとも、取扱高の順位がどうであれ、個人投資家の皆さまが「動いている通貨ペア」に関心を寄せるのは当然のことであり、相場変動率が高い通貨ペアを取引したいと考えるのは自然です。
また、取引量が増えると言うこと自体、トレードする側にとってもメリットは大きいです。それだけ流動性があるということから、相場の動きが活発になります。その分、日中の動きの振れ幅も大きくなる為、収益チャンスが増えることになります。
加えて、チャートがワークしやすくなります。流動性の高い通貨ペアが描くチャートは、総じて、「美しい」ものが多いです。また、綺麗なトレンド相場となることも多いです。もちろん、乱高下のケースもありますが、それはそれで、ある程度の値幅を伴う為に、レンジトレーディングのチャンスも出てきます。
このように、人気のある通貨ペアは、相乗効果も加わって、トレードするには格好の対象となります。従って、この最近のユーロドル、ユーロ円は、ぜひともトレードの対象としたい通貨ペアということになります。
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