「我慢(忍耐)料」と言う発想について
トレードによる収益は何によってもたらされるのでしょうか?正しい相場観でしょうか?リスクテイクの度合いでしょうか?
トレードによる収益において、実は、「相場観」は大した要素を占めてはいません。一方、正しい相場分析、正しい手法によるトレードによって、収益がもたらされるのだと言われると納得される方も多いと思います。と言うわけで、ここでの議論は、正しい相場分析をある程度身に付けていることを前提にお話ししたいと思います。
さて、それでは、収益の多い、少ないは何によって決まると思われますか?
それは、どれだけ我慢出来るか、どれだけ忍耐強く待てるかという要素です。我慢に払うコスト(我慢料)、忍耐に払うコスト(忍耐料)に見合うだけの見返り、報酬がもたらされるということです。
評価益が出ているポジションをいつまでも引っ張るのは大変に難しいことです。一般的にも、利食いが難しいと言われる所以です。この評価益が出ているポジションを持った時の条件が、その後、変化するまで持ち続けることには、我慢が必要であり、忍耐が必要なのです。
買った瞬間、もしくは売った瞬間に利が乗れば、すぐに利食いたくなるのが人間の性です。我慢、忍耐することは、この逆をいくわけですから、大変なエネルギーを要します。しかし、その結果、もたらされるのが、大きな収益であるわけです。
しかしながら、我慢しきれずに、忍耐出来ずに、利食いを早めてしまうと、あとで「ほぞをかむ」ことになります。もちろん、我慢したからと言って、結果が、全て、正比例で上手くいくわけではありません。中には、途中でやめて結果オーライということもあるからです。しかしながら、長くやればやるほど、我慢、忍耐出来るかどうかの違いが出てきます。
ところで、損切りを我慢することは、別問題ですので、誤解しないで下さい。ある意味、損切りを我慢することは誰にでも出来ることです。誰にでも出来ることは、その見返り、報酬は少ないです。
尚、ここで言う損切りの意味は、ただ単に、ポジションが評価損を抱えたから損切りするということではありません。当初のシナリオが狂ったと判断された場合に、コストに関係なく、ポジションを調整すると言う意味です。
いずれにしても、我慢、忍耐出来る度合いに応じて、収益が大きくなるということを覚えておいて下さい。我慢料、忍耐料を払えば、払っただけの見返り、報酬があるということです。
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