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マーフィーの日々是好日

「野球の打撃フォームとトレードルール」について

かなり前のことですが、日本経済新聞の夕刊に、面白いコラムがありました。現在も巨人軍の打撃陣の大黒柱である小笠原選手のことに関してのお話です。

その中で、元読売巨人軍で常に高打率をマークし、打撃の天才と言われた、現在、巨人打撃コーチである篠塚和典氏の言葉の紹介がありました。

「打撃とは、唯一の理想型を身につけるものではなく、いつまでも模索を続けるもの。だから面白い。その面白さが分かるのは一定のレベル以上の人だけだが。」と。

理想の打撃フォームを暗中模索しつつも、その困難と楽しさがあるのだという類の内容でした。そして、このコラムを読んでいて、この理想の打撃のフォームを探し求めるプロセスは、相場についても同じことが言えると思いました。それでは、以下、相場に当てはめて考察してみたいと思います。

相場が上がったら買う、下がったら売る。このように、自分の内に確固たる「信念」がないと、相場の動きにただついていくだけになります。ここでいう「信念」とは何か。一言で言うと、「ルール」となります。

そして、私は、この「ルール」は、先ほどご紹介した野球の打撃の型にも通じるのではないかと思うのです。ちょっと強引な例えかもしれませんが、基本的な考え方は同じだと思うのです。

ところで、画期的なルールを自分ひとりで生み出すのは一筋縄ではいきません。では、どうしたら良いのか。先人たちの知恵(格言)を借りるのも一手です。

例えば、「しまったら仕舞え」や「見切り千両」です。この言葉は損切りの大切さを教えてくれます。

他に、「もうはまだなり、まだはもうなり」「登り百日、下げ10日」と言う格言があります。これらの言葉は仕掛け時、手仕舞時の心構えを説いてくれています。

もっとも、これらの言葉、格言が頭の中では充分に分かっていても、実際の相場の中では実行出来ないものです。「もう少し粘ろう、もう少し頑張ろう」と思った結果、損が予想以上に大きくなってしまうことがあります。

「まだ上がるはずだ、まだ上がるはずだ」と思っていた相場が翌日に急落してしまい、少しの利益しか残せなかったことを経験したことのある人も多いはずです。格言は、たまに読むと、実に含蓄のある、為になることを教えてくれるものだと分かります。それは、それとして大いに意味のあることです。

しかしながら、問題は、やはり、毎日のトレードです。毎日のトレードでは、「ルール」を持っている人とそうでない人とでは、結果が大いに違ってきます。この「ルール」は出来るだけシンプルである必要があります。シンプルでないと実際の相場では使えないからです。

私が「スパンモデル」、「スーパーボリンジャー」を皆様にお勧めする理由は以上のことからです。出来るだけ「単純にルール化」したものをお伝えしたいと思っていますし、そうしているつもりです。もっとも、この「ルール」はシステムトレードのような厳格なものではありません。

私の言う「ルール」は「恣意的なルール」と言っても良いかもしれません。しかしながら、恣意的な判断を伴うからこそ、最強のルールになると私は思っています。

もっとも、「スパンモデル」、「スーパーボリンジャー」によるトレードルールは極力曖昧な判断は排除するようにしています。それでも、時に、恣意的な判断を必要とする場面が訪れます。

そもそも、私達人間は、過去の経験を糧とし、多くの学びをします。学びをし、研究するからこそ、毎日を意義あるものと感じ、充実感があるのだと思います。私は、「スパンモデル」、「スーパーボリンジャー」以外に、「時間分析」を相場分析、トレードの柱としていますが、「時間分析」は多分に経験と熟練を要します。そして、さらなる完成を目指して、研究も必要とします。

より理想型の「ルール」を探し求めて、暗中模索するのは、野球選手が自らの理想の打撃フォームを身につける過程ともつながって連想されます。と言うわけで、私は、読売巨人軍の篠塚コーチのように、「コーチング」を軸にして皆様のお役に立てればと思っている次第です。


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プロフィール

柾木利彦(マーフィー)

Toshihiko Masaki

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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