「価格」は「相対性理論」で解釈するのが良い!?
100年以上も前に、物理学者アインシュタイン博士によって発表された「相対性理論」は20世紀最大の発見の1つとも言われています。
この理論の骨子は、全ての事物はほかの事物との関係によってのみ存在するということで、その必然的な結論は、何事も単独では存在しないというものです。例えば、早いというのは遅いというものとの関係で成り立つものであり、明るいというのも暗いというものとの関係で成り立つということです。
結局のところは、世の中には絶対的なものは存在しないということ、全ては相対的なものとして存在しているということを教えてくれているわけです。
この理屈を相場に当てはめてみると、価格が高いとか安いというのは、あくまで相対的なものであり、絶対的に高いとか安いというものはないということです。マーケットで儲けるには、安く買って高く売るか、高く売って安く買うかしかないのですが、この高い、安いの基準が絶対的ではないという点が重要なポイントです。
従って、儲けることをより正確に言うと、より安く買ってより高く売る、より高く売ってより安く買うと言い換えることが出来ます。さらには、高く買ってより高く売る、安く売ってより安く売るということも出来ます。
要するに、価格は全て相対的なものだということです。それに対して、絶対的なものとして相場に臨むとしっぺ返しを食らうことになります。ある価格が絶対的に高いとか安いということはないわけです。
絶対的に高いからショートポジションを持つ、もしくは持ち続ける、絶対的に安いからロングポジションを持つ、もしくは持ち続けるということはあり得ないわけです。アインシュタイン博士の「相対性理論」は、自然科学だけでなく、社会科学にまで浸透し、世の中に大きな変革をもたらしたものです。
相場というものが、人間が営む投機や投資活動の結果生まれてくるものである以上、この「相対性理論」が根本に根付いていると考えても良いと思います。何はともあれ、価格は全て相対である、と考えることから、私達が毎日行うトレードについても大きなヒントが得られそうです。アインシュタイン博士に感謝です。
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