ロマンを感じる「相場のフラクタル的視点」
1970年代、エール大学の数学教授であったベノワ・マンデルブロが、自然界のあらゆるものを形成している根底にある構造を探る方法を発見しました。あらゆるものに含まれる構造とは、ある種のパターンであり、そのパターンの中にさらに同様のパターンが存在しているというものです。マンデルブロは、この発見方法を「フラクタル幾何学」と名付けました。
この「フラクタル」は相場の世界にも当てはまります。例えば、ドル円相場のチャートを見た時に、いきなり見せられただけでは、日足なのか、週足なのか、それとも、60分足なのか分かりません。要するに、月足チャートの中に見られるパターンが週足チャートの中に、さらに、日足チャート、60分足チャート、5足チャート等々に見られるということです。
時間軸を変更させることで、異なる時間軸のチャートの中に、一種の「相似性」が存在するというものです。チャートの動きというのは、「波動」でもあるわけで、この波動なるものが、様々な時間軸において同様のパターンとして出現するという現象があるわけです。
そして、「波動」には、「時間」なるものが関わってきます。ある一定の時間を経ながら、ある波動から次なる波動に変化していくわけです。そして、この時間のリズムなり、波動の形状には、あるパターンが存在しているというものです。相場をやっている人が、たまに「パターン研究」と言う言葉を口にすることがありますが、実はこの「フラクタル」と関わりがあることが想像つきます。
そう言えば、動物的嗅覚の持ち主と言っても良いぐらいの究極の相場観をお持ちの、あのチャーリー中山氏も、「パターン研究」をされていると仰っていたのを思い出します。とにもかくにも、この自然界に遍く存在している「フラクタル」を相場の世界に適用させて相場の方向性を読み解くことに大いなるロマンを感じます。
一寸先は闇であるはずの相場が、「ある法則性」をもって目の前に出現するわけですから、これほどスリリングなものはありません。そう言えば、「黄金分割」「黄金比」も、この自然界を支配している「パターン」です。何故、0.618倍なのか、0.382倍なのか、理屈では計れない世界がこの自然界には存在しているのは事実です。
この「黄金分割」「黄金比」と「フラクタル」を統合させることが出来れば、このカオス(混沌)とも言うべき相場の世界を支配している「法則性」「ルール」がもっと見えてくるかもしれないとの前提に立って、相場と対峙することに大いに意義を感じる次第です。
そして、実は、私の相場判断でありトレード手法の3本柱である「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」「アクティベート時間分析」は全て、この「フラクタル」の考え方をベースに成り立っているものです。相場は本当に奥深いというか、まさに自然界の現象そのものだと言えそうです。
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