[日本取引所グループ] 2025年大納会、日経平均株価終値は5万0339円48銭と年末終値で2年連続最高値を更新
日本取引所グループ(JPX)は2025年12月30日、最後の取引となる大納会を迎え、記念式典を開催。日経平均株価の終値は、昨年末に比べて1万444円(26.18%)上昇し、年末終値としては最高値を2年連続更新した。本年の東京会場での大納会では、サッカー日本代表の森保一監督、そして高市早苗首相をゲストに迎えました。
2025年大納会
日本取引所グループの山道CEOからは、日経平均株価が5万円を超えたことに触れ「2025年は記録にも、記憶にも残る1年となった。国内外の投資家からの日本企業、日本経済の変革に対する期待感が高まった1年だった」と述べました。2026年に向けて「ガバナンス(企業統治)改革は依然として道半ばで、引き続き上場企業の質向上に焦点を当て取り組みを進めたい」と語りました。
日本取引所グループCEO 山道裕己氏による挨拶
高市首相は「今年1年を振り返ると、日本経済にとっても、私自身にとっても大変記憶に残る年となりました。」「成長戦略を加速させていくためには金融の力が必要です。資産運用立国に向けた“貯蓄から投資へ”の取り組みの成果を活かして、その実現に向けてさらに推進・発展させてまいります。来年の夏までに、日本経済と地方経済の潜在力を解き放つための新しい戦略を策定し、官民連携で取り組んでまいります。」と述べた。
現職首相による大納会出席は2013年の安倍晋三氏、2022年の岸田文雄氏以来3年ぶり。
高市首相による挨拶
サッカー日本代表の森保監督は「サッカーから日本を盛り上げていきたい。来年6月にはFIFAワールドカップ北中米大会では“優勝”という目標を掲げています。大きな目標ではありますが、日本なら必ずできる、日本人なら必ずできるということを、結果を持って示したいと思っています。W杯の舞台ではチームだけで勝てる様な舞台ではありません。我々の優勝のためにも、日本の盛り上がりのためにも、多くの日本の皆さんに一丸となって共闘していただき、W杯で勝って一緒に喜べたらと思っておりますので応援をよろしくお願いいたします」と述べた。
サッカー日本代表の森保監督による挨拶
高市首相による打鐘
森保監督による打鐘
その後、東京証券取引所 執行役員 礒本直樹氏の発声による恒例の手締めが行われました。
2025年の日経平均、およびドル円の推移はこちら。
2025年の日経平均株価推移
2025年のドル/円推移
2025年大納会
(2025年12月30日 東京証券取引所にて/FOREX PRESS)
