[日本取引所グループ] 2024年大納会、日経平均株価終値は3万9894円54銭と年末終値として35年ぶりに史上最高値更新
日本取引所グループ(JPX)は2024年12月30日、最後の取引となる大納会を迎え、記念式典を開催。日経平均株価の終値は、昨年末に比べて6430円37銭(19.2%)上昇し、年末終値としては1989年以来35年ぶりに最高値を更新。
日本取引所グループの山道CEOからは「まず先週、東京証券取引所の元社員が東京地検からインサイダー取引規制違反の疑いで起訴された件でございますが、投資家や上場企業をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑・ご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪の弁から。
「今年の株式市場は相場が上下に変動した局面もありましたが、1年を通じてみますと大きく上昇を遂げた年となりました。夏場には一時的な急落場面もありましたが、足元は4万円前後で推移している状況です。この相場上昇は、地政学リスクの高まりを受けた日本への資金シフト、日本企業への業績への期待、政府が進めてきた資産運用立国の実現に向けた取り組み、賃金と物価の好循環などデフレ経済からの脱却といった複合的な要因が寄与していると思われます。」と挨拶しました。
その後、東京証券取引所 常務執行役員 川井洋毅氏の発声による恒例の手締めが行われました。
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(2024年12月30日 東京証券取引所にて/FOREX PRESS)