消える米利上げ観測 緩む物価警戒、株一時500ドル高
【ニューヨーク=斉藤雄太】金融市場で米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測がいよいよ無くなろうとしている。10月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが事前予想を下回り、先物市場が見込む利上げ確率は一時0%になった。過度な引き締め懸念が薄れ、米株相場の上げ幅は一時500ドルを超えた。ただ、サービス分野では根強いインフレ圧力も残り、市場の楽観論は危うさもはらむ。
14日は朝方のCPI発表を受け、米...
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