FX取引、存在感に陰り 東京外為市場でシェア65%に低下
東京外国為替市場で外国為替証拠金(FX)取引の存在感にやや陰りが出てきた。金融先物取引業協会と東京外国為替市場委員会の共同調査によると、4月の金融機関と事業会社などとの取引のうちFXから生じた取引は65%。前年同月の92%から大きくシェアを落とした。外為相場を動かす一因とされてきた日本のFXマネーの勢いが鈍っているようだ。
FXは一定の証拠金を元手に、その何倍かの外貨を売り買いする商品。FX会社...
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