2010年1月18日
SBIリクイディティ・マーケット株式会社

SBIホールディングス株式会社の100%子会社であるSBIリクイディティ・マーケット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:重光達雄、以下「当社」)は、住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:田中嘉一、以下「住信SBIネット銀行」)との間で、住信SBIネット銀行が提供する店頭外国為替証拠金取引『Oh! FX』に関して、FX取引における流動性や取引システム等の顧客向けマーケットインフラを提供することで合意し、本日よりサービスを開始する運びとなりましたのでお知らせいたします。

 当社はこれまで、株式会社SBI証券(2008年11月開始)、SBIフューチャーズ株式会社(2009年1月開始)ならびに日興コーディアル証券株式会社(2009年8月開始)に対して、各社のFX取引のお客様向けのマーケットインフラを提供してまいりました。このたび、新たに住信SBIネット銀行が当社のインフラを活用することとなったことで、今後住信SBIネット銀行のお客様は、店頭FX取引を提供している国内インターネット専業銀行では最多(※1)となる20通貨ペアでのFX取引を、インターネットを通じて24時間(システムメンテナンス時間等を除く)いつでもお取引いただくことが可能になります。当社は今後も、住信SBIネット銀行のお客様が、低コストで安心安全に行える環境を整備するとともに、同社の顧客基盤の更なる拡大等に貢献してまいりたいと考えております。
 また、各種経済指標の発表時にスプレッド(売値と買値のレート差)が大きく広がる傾向のある取引所FXやFXプロバイダーが散見される中、当社はインターバンクメンバーである欧米主要金融機関、国内大手銀行など16行(※2)におよぶカウンターパーティーとの取引ラインを有することで、今後も住信SBIネット銀行ほか参加する取引金融機関のお客様が、公平かつ安定した取引環境でFX取引に参加できるようマーケットインフラを提供し続けてまいりたいと考えております。

 当社では、新たな金融機関等に対するマーケットインフラの提供につきましても協議を進めており、今後も引き続き、FX取引の流動性を当社が創出するマーケット上に集約することにより、参加する取引業者にとって透明性が確保された競争力の高いマーケットの構築を図るとともに、日本の個人投資家がより低コストで、かつ安心安全にFX取引を行うことができる環境の整備に努めてまいります。

※1 ソニー銀行ならびにジャパンネット銀行のホームページより当社調べ
※2 ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、UBS銀行、ドイツ銀行、 ゴールドマン・サックス証券、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行、香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、シティバンクエヌ・エイ、 バークレイズ・バンク・ピーエルシー(バークレイズ銀行)、コメルツ銀行、JPモルガン・チェース銀行、モルガン・スタンレー証券株式会社、カリヨン銀行、バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイの16行(2010年1月18日現在)

以上