LINEでFX取引投資持ちかけ 米子の男性4600万円被害

通信アプリのLINEを使って、米子市の50代の男性が、外国の通貨を売買するFX取引への投資を持ちかけられ、4600万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査しています。

県警察本部によりますと、ことし7月、米子市の50代の男性が、SNSの広告を通じて知り合った投資アナリストを名乗る男から「投資額を5倍に増やすことができる」などと、FX取引への投資をLINEで持ちかけられました。
男性は、投資アナリストを名乗る男から別の男性を紹介され、LINEで指示された口座に9月にかけて8回にわたって、あわせて4600万円を振り込んだということです。
その後、これまでに振り込んだお金を引きだそうとしたところ「今の段階で引き出すことはできない」と言われたため、不審に思った男性が弁護士に相談し、だまされたことに気づきました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
FX取引の勧誘から口座への振り込みの指示など、やりとりはすべてLINEで行われたということで、警察は「ネットを通じて知り合った面識のない人との投資話は危険です。少しでも不安に感じたら警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています