円相場「ワニの口」閉じる時 FOMCで決まるゆくえ
編集委員 小栗太
円相場の行方に不透明感が漂っている。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを始めた今年春以降、日米間の長期金利差拡大に連動して急激な円安・ドル高が進行。だが米景気の後退懸念を背景に、ここにきて金利差が急速に縮み始めた。金利差の縮小は円高への転換のシグナルなのか。市場参加者の見方が割れるなかで、FRBが27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示す判断を材料に、年後半の円相場の方向感を見極めようという...
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