侵攻3カ月、急伸するルーブル 制裁下で需給に偏り
【ロンドン=篠崎健太】ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で丸3カ月を迎えた。ロシアの通貨ルーブルは当初こそ急落したが、3月半ばから切り返して侵攻前より大幅に高くなっている。資本規制や輸入減少が外貨の需要を抑える一方でエネルギー輸出は続き、通貨の需給が大きく偏っているためだ。ロシアにとってルーブル高は財政の圧迫要因で、当局は通貨防衛策の見直しを急ぎ始めた。
23日は本国市場のモスクワ取引所で1ド...
2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。