音声で学ぶ為替の基本 食卓から資産運用まで影響は大
REINAの「マネーのとびら」第9回 為替の基本
ポッドキャスト「REINAのマネーのとびら」の第9回のテーマは「為替」です。米国出身タレントのREINAさんと、為替相場や外貨商品の基本を学びます。解説は日本経済新聞の露口一郎デスクです。
日本で円だけで暮らしているつもりでも、為替相場は私たちの生活に影響を与えています。足元の為替相場は1ドル=110円前後で推移しており、年初からは6円以上も円安になっています。円安で輸入コストが上がった結果、一部の食品の価格は値上がりしました。日本は多くの食料品を輸入に頼っているので、円安になると食卓のコストも上がるわけです。番組ではこの為替相場がどういう仕組みで動くのかを解説しています。
為替変動は資産運用にも大きな影響を与えます。日本は超低金利なので、高いリターンを得たいと思えば外貨預金や海外の株式、債券、投資信託などでの運用を考える必要があります。ですがせっかく収益を上げても、為替の動きによってはそこで損をしてしまうことも。番組でこうした金融商品の仕組みや注意点を学んだREINAさんは、「為替相場についてしっかり勉強したうえで、資産運用に取り入れてみたい」と前向きに話していました。
人気の「American Money Life」のコーナーではREINAさんに「米国のネットオークション事情」を聞きました。米国では「eBay(イーベイ)」が圧倒的に人気で、消しゴムから自動車まで多くの商品が扱われているそうです。日本のYahoo! オークションなどは日本人が日本人を対象に出品・落札しているわけですが、eBayは参加者がワールドワイドで規模が大きいので、REINAさんは「例えば扇子など、日本情緒の感じられる商品を出品すると意外に高い値段がつくかも」と話していました。また米国ではどこの街にもpawn shop(質店)があるそうですが、詳しく聞くと日本の質店とは違って中古品の買い取り・販売店に近いようです。そこでよく売買されているアイテムが「拳銃」というのが驚きですね。
「REINAのマネーのとびら」は毎週木曜日(祝日の場合は水曜日)、日経電子版やAppleのPodcast、Spotifyなどのプラットフォームで公開します。
「マネーのまなび」のポッドキャスト番組。米国出身のタレントのREINAさんが日経電子版の記事から気になった身近なお金まわりのニュースを選び、日経の「マネーの達人」がわかりやすく解説します。続けて聞けば、いつの間にかマネーの知識が身に付きます。